今回の表紙は、2019年4月に開設された追手門学院茨木総持寺キャンパスです!駅からの利便性も良く、広く新しいキャンパスで最新の学びを受けることによって、生徒さんたちの可能性も広がりますね♪ ◆編集後記 今号も、現在、教育界で議論されているテーマを取り上げた力作ぞろいの記事が集まりました。いくつか紹介します▼「時評」で吉田敦彦氏(大阪府立大学副学長・教授) は「新学習指導要領」の「対話的で深い学び」を真正面から取り上げ、「変容」をキーワードに論じています▼【OPINION】コーナーでは、中杉隆夫氏(IPU環太平洋大学客員教授、前姫路市教育長)が、学校の働き方改革を取り上げたコラムを掲載。小・中学校の部活動を学校教育と切り離すことや、教師へのリスペクト感を醸成する「教師の日」を設けることなどの改革を提言しています▼十月から「教育雑感」を新たに連載執筆することになった藤浦淳氏は、新聞記者出身で多趣味。今号では自分の「鉱物コレクション」を活用したワークショップを夏休みの子どもたちを集めて実施した体験を紹介しています▼ユーモアとウィットに富んだコラム「風紋」を毎号掲載している巽俊二氏は、チャップリンや「ミスター・ビーン」のエピソードを入れ「喜劇」というタイトルで読者を惹きつけています。(佐藤安市) ◆「OPINION」 学校の働き方改革に向けた「教師の日」を 中杉隆夫氏(IPU環太平洋大学客員教授) 中杉先生は兵庫県立高校の教諭、県教育委員会、校長、教育長と教育界の多様な職責を経験された中から、「学校の働き方改革」について的確な意見を述べられています。 教師の熱意と専門性にウエイトを置く「聖職的」なものと、「働く人」という立場の違いや、「校内業務の精選」と「地域連携の強化」等、相反し矛盾する考え方の中で模索する学校の現状が述べられています。 そんな中で明確な提案をされています。「一つは部活動を学校教育から切り離すこと、二つ目は「教師の日」を設けることです。特に「教師の日」の設立については、ぜひ、実現したいものです。新聞、テレビ等のメディアでは先生や学校の不祥事をよく取り上げています。しかし、圧倒的に先生や学校の指導、支援で「勉強が好きになった」「生活が立ち直った」「夢を実現した」「希望を持った」等の子どもが多くいるのです。教育の原点は感謝であり、生徒、学校、保護者、社会が同方向のベクトルを探ることだと思います。 教育PROは読者様の感想をお待ちしております。お気軽にこちら(http://erp-kyoiku.com/mail.htm)からお願いいたします。
2019年10月2日
11:06 AM |カテゴリー:
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