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テーマ 「大学入試はどう変わるか – 高校教育はどうあるべきか-」(第9回高大接続研究会

「現在では、大学入試問題から逆算して高校授業をする等の議論ではなく、高校教育における『主体的・対話的で深い学び』の工夫と、大学教育の質的改善の成果をつなぐための議論がおこなわれている」

研究会では、独立行政法人 大学入試センター審議役(併)試験・研究統括補佐官 大杉住子氏をお迎えし、講演をしていただきました。


「大学入学共通テスト」「新学習指導要領」と一聞しただけでは、具体的に目指すべきところを考える上で、戸惑いが生まれることもあるかと思います。そんな漠然としている、しかし確実に迫りつつある新しい教育や改革というテーマについて、非常にわかりやすくお話されています。ここではとくに、あらゆる場面で重要性が見直されつつある、『高大接続』の本質について核心にせまったテーマを語られています。


たとえば大学の先生が大学入試問題を実際につくるときも、本来であれば高等学校の実際の授業をみて模索するべきところを、ほぼ教科書を見て作成することもあるでしょう。そこで、大学入試センターでは、大学の先生と高校の先生が連携・協力しながら入試問題を作問する取り組みが進んでいます。さらに、2020年度からスタートする『共通テスト』の内容についても、今後より緻密な話し合いの必要性が予想され、高大連携の成果が期待されます。


共通テストだけではなく、教科ごとに大切にされてきた学習過程、高校教育の有り方といったテーマを前提に、その成果を最大限捉えるための改革。誰もが気になる課題に対する本質的な見方と改革が、今まさに進んでいます。そのように、重要でありながらも、容易に接する機会が得づらかった高大連携の集いや、各々の情報共有のための改革に、関心が高まりつつあります。


2019年4月2日  5:48 PM |カテゴリー: 未分類
 
 
 
 
 
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